『中国臓器市場』を読んで

sityboyさん

お久しぶりです

私は先日書店に行ったら『中国臓器市場』という面白そうな本がありました
中国臓器市場(2008/07)城山 英巳商品詳細を見る

この本の要旨は、
1、中国で移植手術をするとアメリカより3倍以上安い(たとえば肝臓移植を米国や豪州で受けると7000万から1億円費用がかかるのに対して、中国では1300万から1800万円ですむ)
安いので世界中から中国まで移植手術を受けに来るようになり、
今中国は米国に次ぐ世界第二位 の移植大国になっている


2、中国は死刑囚の臓器を移植用としてつかっている
これに対して欧州では倫理上問題があると非難している

3、もともと日本と中国は欧州と違い火葬が一般的なのでなかなか脳死した人の臓器が少ない

3、中国で死刑執行が今までより減ったので、臓器がなかなか手に入りなくくなり、
臓器の値段が高騰している


4、その結果中国では臓器手術は「カネ」「コネ」がないとなかなか難しくなっている
(移植は党関係者などの上流階級、日本人や韓国人などの金持ちが優先されている)

5、中国は実績が結構あるので、安全とされているが、まだ危険

この本を読んでみてまず思ったことは
死刑囚の臓器は決して使ってはいけないということです

たしかに、倫理なんかより今にも死にそうな人を助けることを優先して
死刑囚の臓器を使うというのはいいかもしれませんが、
死刑囚の臓器を使うということは
臓器は金になるので、そのため無実の人が死刑を宣告されるということが考えられます

なので私は決して死刑囚の臓器を使ってはならないと思いました
そのようなことがあるならば、お金で人を殺して自分は助かるということです
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