『卑弥呼の葬祭』 高田崇史著

小督さん
小督さん
先輩が『卑弥呼の葬祭』のレビューを書いていたので、私も読んでみました

邪馬台国、天岩戸、宇佐神宮一
古代史の謎が一つに繋がった時、連続殺人の真相が明らかになる。
『卑弥呼の葬祭』(帯紙より)

宇佐神宮は伊勢神宮に次ぐ第二の宗廟だそうです

神護景雲3(769)年
「道鏡を皇位に就かせたならば天下泰平となる。
皇位を狙った僧・道鏡が嘘の神託を奏上し、
称徳天皇が確認のため、
和気清麻呂を遣わせたのが伊勢神宮ではなく、宇佐神宮

現在も、天皇家と深い関わりのある神社には宮内庁から勅使が遣わされ、
皇居にも祈りを捧げるための神殿があると聞きます

天照大神をはじめとする神々をきちんとお祀りできるのは、
天皇陛下と皇族だけなのかも。
私はそう思うことがあります

卑弥呼の墓がなぜ見つからないのか。
それは
「手をつけられないように封印しているからである。」

「日本の国の根幹に横たわる問題ですからね。
先祖がそこに関与していた彼らとすれば、
必死に守らなくてはならなかった。
何しろ、自分たちの家の存在意義に関わってくる問題だから」
「故に、それを踏みにじろうとする人間に対しては、非情な制裁を加えた。(略) 

精神の純粋さが、時には凶悪無残な事件を生んでしまうという、
顕著な一例ですね。」
桑原崇『卑弥呼の葬祭』

ただ、よそ者でしかも素人が踏み込むのは危険な領域かもしれません…。
よって、深入りしない方がいいのかも

『卑弥呼の葬祭』はミステリー小説でありながら、
史実に忠実で、ワクワクしながら読みました。
高田崇史氏は今度『平家物語』に取り組むそうで、
こちらも楽しみにしています
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#books
6件のコメントがあります
1~6件 / 全6件
小督さん
ピーマンショック!さん
こんにちは

読書に関しては、読んでいないと感想は書きにくいので、
私はコメントを期待してブログでアップしている訳ではありません。
専門家ではありませんし、いい加減なことも書いていると思いますが、
その時自分はどう考えたのかを残したくて、記するようにしています。(^^♪

そこから話が続くのか、ここで終わりなのか、
また期間を置いて始まるのか。
私自身でもわからないので、まさしく神のみぞ知るです。(^^;)

それでも、このようなテーマでブログを書くと、
いつも訪れてくれる人もいるのです。
「この人は私と同じ傾向を持っているのかな?」と思うこともあり、
同胞を見つけた気持ちになり、嬉しくなることがあります。(^^♪
おはようございます。

卑弥呼って、神秘的な人物ですよね、邪馬台国も断定されていませんしね。

まあ、太古の昔のこと調べるにも容易ではないでしょうから、伝説の人物で良いと思います、たぶん必死で調査しても、なかなか結論出ないでしょうから、空想の世界で生き続けてよろしいかと、。。。

お茶の歴史調べた時も、おなじようでした、中国で生まれたことは分かっても、平安時代に空海達が、大陸から持ち込んで天皇に献上した事から後のことしか、よくわかりませんでした。それはそれでいいと思います。

神秘的なものは神秘的で良いと思います。
空想の世界で遊泳するのもたのしいですよね。
小督さん
yoc1234さん
こんばんは

>畏れ多く書くな

そういう時ってありますね。(^_^;)
私は大したことは思いつかないので、
ブログやコメントが消えることはあまりないのですが。

yocさんは何を書こうとしたのだろう・・・。
気になります。(^_^;)
yoc1234さん
こんばんは。

ここにコメント入れたら消えてしまった。

畏れ多く書くなということ。

身に沁みます。


小督さん
I SAY企画プロダクションさん
こんばんは

見えないものを見、聴こえない声を聴いていきたいです。(^_^)
人の心だけでなく、神仏、空・山・海などの大自然、動物、植物の気持ちなどなど。

私は子供の頃から読書嫌いだったのですが、
なぜか最近は本を読みたくなることが多いのです。
我ながら全く別人になってしまったなあ、と思うことがありますね。(^_^;)
こんにちは。趣向が神秘的な傾向なのですね。

私は若い頃は大藪春彦の小説を想像しながら読んでました。
しかし今では小説や新聞の文字が小さくて読めません。
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