M株はそろそろ一旦つないだ方が良いかも?

優利加さん
優利加さん
昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA -25.89 @25,175.31, NASDAQ +65.34 @7,761.04)。ドル円為替レートは110円台後半の前日比円安水準での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が768に対して、下落銘柄数は1,254となった。騰落レシオは91.72%。東証1部の売買代金は3兆791億円。

TOPIX +5 @1,789
日経平均 +113円 @22,852円

円相場が円安方向へ動いたことを好感して、TOPIXも日経平均も上げた。米連邦準備理事会(FRB)が利上げを決め、欧州中央銀行(ECB)が量的緩和政策の年内終了を決めた。これらの動きとは対照的に、日銀は6月15日の金融政策決定会合で現行の金融緩和政策の維持を決めた。この金融政策の方向性の違いが円安傾向の円相場の背景にある。

欧米は金融政策の正常化を進めているので、本来、株価には不理となるはずだが、日米欧の株式相場は堅調な動きを見せている。これはなぜだろうか?政策金利が上昇すると、債券価格は下落するので、債券を避けて株式を買っていると考えられる。従って、債券価格の下落が止まるまでは、業績が好調な先進国の株式を買う方が良いという読みからではないだろうか。

日経平均は23,000円の上値抵抗線に頭を押さえられているが、個別株では元気のいいものが少なくない。足元では電子部品株が元気が良い。私の波乗り銘柄の一つであるM株も調子が5月11日から急に動きが良くなった。出来すぎの動きなので、そろそろ一旦つないだ方が良いかも知れない。

33業種中20業種が上げた。上昇率トップ5は、石油・石炭(1位)、医薬品(2位)、鉱業(3位)、不動産(4位)、精密機器(5位)となった。


優利加さんのブログ一覧