米朝会談終了。
非核化で合意がなされ、条約が調印された。
しかしなぁ、ボクには、ひとつの気懸りがある。
ほんとうに金正恩は、核を放棄する気があるのだらふか。
金正恩のやふな独裁官は、核放棄を行なふと、もはや生きては行けなひハズ。
戦前にチェコスロバキアのズテーテンランド帰属をめぐって、ミュンヘン会談がもたれた。
『ドイツの領土的要求は、ズテーテンで終わりとする』といふ英国首相チェンバレンのアドルフ・ヒツトラーへの宥和策が通り、結局、ズテーテンランドは、ドイツに割譲される。
「われは、名誉ある平和The peace with honorを持ち帰りぬ」とは、英国の空港でのチェンバレンの演説。一同大喝采。
なにしろ當時の欧州は、第一次世界大戦が終わったばかり。平和主義が花盛り。
ケンブリッジ大学の学生会は、「われわれは、二度と国王のためには、銃はとらなひ」と決議したくらひ。
しかししかし、ヒットラーは、チェコスロバキアをすぐに併合。ポーランドへと侵攻したのです。
これによって、第二次欧州大戦は、不可避となりました。
今回のシンガポール会談が、ミュンヘン会談のごとくならなひやふに、安部首相も早く金正恩と会談し、一度交わした条約に違背すると、合衆国や欧州連合、英国ETCを全部敵に回すぞ!とキツク金正恩に西洋国家体系の論理をレクチャーしてやってください。