今日はお金の話です

「かつて市場は物々交換によって成り立っており、それだと不便だから貨幣が生まれた」と教えられた人も多いと思いますが、実はこれは間違いです。物々交換が行われていた記録や証拠は存在しません。しかしながら、アダムスミス『国富論』にて物々交換が貨幣の先駆けであったと述べ、それが事実として広まってしまったのです。


現在、多くの学者によってこの定説は否定されています。


お金の始まりは「負債」

『負債論 貨幣と暴力5000年』によると、市場は負債、ツケによって成り立っていたとされています。また、利子は貨幣が生まれるよりはるかに前から存在しているという説もあります。ツケをした時の債券が流動性を持ち、その後貨幣になっていったというのが最も現実的な説だと思われます。


つまり純粋でシンプルな物々交換は神話に近いものだったのです。


お金の始まり

今でこそ「貨幣」つまり日本円やドルを「お金」と認識していますが、かつては銀や金などを「お金」として扱ってきました。これらが債券の役割を担っていたのです。他にも、貝殻や釘などお金のとして扱っていた地域もあり、起源を一つに絞ることは困難です。


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#余暇
6件のコメントがあります
1~6件 / 全6件
ちこさん、こんにちは。コメント感謝します。
物々交換などが流行ったのは収穫の季節だけの短期間だと思います。
収穫出来ない季節はやはりつけで買うしかなかったと私は理解します。

こんばんは。


原始時代は物々交換されていたかもしれませんよ。

つまり、栗の実を沢山拾った人が、うさぎを2匹持っている人に、うさぎ1匹と栗の実を交換してくれと持ち掛けるのです。

相手がOKしてくれれば、物々交換したことになります。


貨幣などの観念が生まれる前の話ですが・・・。


ちこ姉さん、こんばんは。コメント感謝します。
その昔、両替商などが調味料などを引き換えに証文などを
流通させていたようです。
今でもチーズの出来栄えを引き換えに銀行では牧場などを
顧客にしてます。

ちこ姉さん
ISAY企画プロさん

胡椒とか 塩 なんかも 物々交換にされたと 習いましたよ~。

yoc1234さん、こんばんは。コメント感謝します。
仮想通貨がこの頃出てますが、原点に返ったと言う事でしょうか。
元々は翡翠や川で採れる宝石らしいと聞きました。
しかし私もお店の店長してましたがつけ払いが多かったのを
思い出します。当時は伝票がお金に見えていました。
yoc1234さん
こんばんは。

いろいろな通貨もあるけど、

結局は石ころや貝殻がもとだった。

亀の甲羅などもあったのでしょうね。

ブラジルならコーヒー豆で通貨にすれば暴落もない。
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