日銀の2017年度決算で、当期剰余金から法定準備金と配当金を差し引いた国庫納付金が7000億円超となることが分かったそうです。
複数の関係筋が28日、明らかにしたもので、決算は近く発表するそうです。
国債利子収入や上場投資信託(ETF)の分配金などで、最終利益に当たる当期剰余金は7000億円超を確保し、前年度の5066億円から増益となり、国庫納付金も同4813億円を上回るようです。
大規模な金融緩和の長期化で、日銀が保有する国債残高は2018年3月末時点で448兆3261億円となり、前年の417兆7114億円から増加しており、年間6兆円程度のペースで買い入れを続けるETFの残高も18兆9348億円と、同12兆9353億円から拡大したそうです。
日銀が昨年11月に発表した2017年度上期決算では、期中の為替相場が円安方向で推移したことなどを背景に当期剰余金が5502億円となり、上期としては2年ぶりの黒字を確保したとのことです。
日銀は利益を追求しているわけではないでしょうが、儲かっていますね。
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