情報のインプット・アウトプット 成毛 VS 森

元祖SHINSHINさん
元祖SHINSHINさん
どうして転職後わずか5年で、
しかもあの、日本マイクロソフト社長にまで上り詰めることができたのか、
まったく謎な男、成毛眞。
(いったい、どんな手を使って・・・・・・w)

対して、国立大学教授だったのに、
なんとなく書いた小説が大賞を取ってしまい、
それから売れて売れてしょーがなくなり、
今では有名になって損した気分でいるらしい森博嗣。

どうした偶然なのか、この二人が同時に同じようなことをテーマにした
書籍を刊行した。

★「インプットした情報をお金に変える 黄金のアウトプット術」
  成毛眞著 ポプラ新書 2018.4.9.第1刷

★「読書の価値」
  森博嗣著 NHK出版新書 2018.4.10.第1刷

成毛は「もうインプットはいいから、さっさとみんなアウトプットに精を出すべき」
と主張するのに対して、
森は「読書が今では一番楽しい、これからもインプットしつづけるつもり」
と主張するのだった。

成毛は他の人のことを思ってアドバイスしているのに対し、
森は自分のことだけ考えて納得しているわけだから、
元々主張のベクトルが違うわけだけれど、
なんとなく、なぜか成毛が森に言っているようで、オモロイ。

といっても成毛は、
「本は同時に10冊読むべし」
などと、この書籍でも他の書籍でも主張している。

その目的は、そうすると視野が広がって
思わぬ繋がりを見出し、新しいアイディアが芽生えることがあるから。
風呂場でもトイレでも寝室でも居間でもTV視ながらでも、
成毛は代わりばんこに本を読み続けるのだという。

一方で森は、
今では読書が一番楽しいというくらいなのだから、
やはり風呂場でもトイレでも寝室でも居間でもTV視ながらでも、
代わりばんこに本を読み続けているのだった。

    *

オイラの場合は、外山滋比古のセレンディピティ的な読書をしている。
なんとなく気になる本を、可能な限り読むスタイル。
成毛のような、真面目さがない。

けれども、セレンディピティ的なスタイルでも、
オモロイ発見はいろいろあった。

きっとオイラに憑いている何者たちが、
オイラの意識に働きかけているに違いない、
などと妄想して楽しんでいる。












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