ポイント2点について、再確認のブログを書いて置きます。
アハハハ

先ず、ポイントの2点は「従来の量的・質的金融緩和」を
強化する為に、「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」
を導入しました。
この政策は「2つの要素」から成り立っています。
ポイントの第一には、金融市場調節によって、長短金利の
操作を行う「イールドカーブ・コントロール」です。
第2は、消費者物価指数上昇率の実績値が安定的に2%の
「物価安定目標」を超えるまで、マネタリーベースの拡大
方針を継続する「オーバーシュート型コミットメント」が、
2点目のポイントです。
現在、イールドカーブのコントロールは、順調に推移して
いますが、問題は「2点目の物価安定目標を超える」まで、
マネタリーベースの拡大を継続すると言う事は、マイナス
金利政策を続けると言う事になります。
経済の回復とは「消費者物価の上昇と同じ」と言う単純な
事ではありません。
例え、物価が上昇しなくても、国民生活が「豊か」になり、
健全な経済活動の軌道に乗る事が、最も重要な経済回復の
好循環となる要因です。

日銀の黒田さんが放った「バズーカ砲」により、円高から
反転して、為替は「110円前後」の国内にも、国外にも
理想的な状況となりましたが、「消費者物価2%」の目標
に拘った結果として、彼の最大の失敗は「原油安の影響」
を重要視しなかった事で、消費者物価目標の達成は絶望的
な状況に入っていた事に尽きます。
その原油価格もトランプ大統領の出現で「原油高」となり、
黒田さんの見落とした原油価格問題は、落ち着いています。
しかし「物価目標」には現在でも、未だ届きません。
主因は、やはり「マイナス金利」にあると思われます。

金融機関を健全な状況にして、企業の血液循環を良くする
する為には「低金利の政策は意味がある」と思いますが、
「マイナス金利の政策は必要が無い」と私は考えています。
マイナス金利は、金融機関の合併・スリム化等の健全な
状況を図りますが、業績数字のみに拘るいい加減な営業を
行なった企業問題にも、繋がります。
日本の投資資金は、海外への流出も拡大すると思います。
あらまぁ〜
健全な金融機関の支援には、超低金利の政策に戻す事も
「検討すべき」かと私は思っています。
前回の日銀会合では、消費者物価2%目標の文言を削除
した事は「評価しても良い」かと思いますが・・・
果して、どうなのかな・・・?
日本市場の前場は「+112.18円」ですが、最近ずーと
上昇している日本の市場でも「金融市場:銀行・保険・
その他金融」は、上昇する事は出来ません。
本日もやはり「マイナス引け」です。
まぁ〜
かなりの「割安になった」のでOKなのかもね!

そだね!

アハハハ!


