日経平均 ; 22408.88 (-99.81)
TOPIX ; 1772.91 (-6.91)
JASDAQ指数 ; 3989.93 (-5.27)
マザーズ ; 1159.09 (-6.23)
東証REIT ;1725.46 (-17.86)
日経平均は反落。昨晩NY市場の場中にトランプ大統領がイラン核合意からの離脱を発表、リスク回避の動きが広がりました。北朝鮮情勢が日々大きく動いていますが、シリアそしてイランと中東情勢も目が離せなくなってきてます。日本に居ると中東情勢の変化は感じとりにくいですが、大きな流れは見逃さないようにしないとですね。
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日経平均は99円安と反落、米国のイラン核合意離脱を警戒、売り優勢に値下がり銘柄数1200超=9日後場
5月9日(水)15時11分配信 モーニングスター
9日の日経平均株価は前日比99円81銭安の2万2408円88銭と反落。朝方は、トランプ米大統領が現地8日午後(日本時間9日未明)にイラン核合意からの離脱を表明したことで、中東リスクへの警戒感から売り優勢で始まった。その後、対ドルでの円弱含みを支えに下げ渋る場面もあったが、再び株価指数先物売りを交えて軟化。後場後半には一時2万2364円75銭(前日比143円94銭安)まで下押す場面があった。その後下げ渋ったが、戻りは限定された。
東証1部の出来高は17億2743万株、売買代金は2兆9264億円。騰落銘柄数は値上がり754銘柄、値下がり1237銘柄、変わらず92銘柄。
市場からは「後場は、決算発表のトヨタ <7203> が切り返したが、指数にさほどインパクトはなく、それをにらんで短期的な仕掛け売りが出たのではないか。日経平均は2万2500円絡みの水準で抑えられており、上値抵抗線として意識される」(準大手証券)との声が聞かれた。
業種別では、武田薬 <4502> 、大塚HD <4578> などの医薬品株が軟調。東電力HD <9501> 、九州電 <9508> などの電気ガス株や、ニコン <7731> 、テルモ <4543> などの精密機器株も安い。郵船 <9101> 、商船三井 <9104> 、川崎汽 <9107> などの海運株も売られた。
半面、東海カ <5301> 、旭硝子 <5201> などのガラス土石株が上昇。マルハニチロ <1333> 、ホクト <1379> などの水産農林株や、王子HD <3861> 、レンゴー <3941> などのパルプ紙株も高い。
個別では、EMシステム <4820> 、日本エスコン <8892> 、ユニゾHD <3258> 、ジャムコ <7408> 、イマジカロボ <6879> などの下げが目立った。半面、NDS <1956> 、丸和運輸機関 <9090> 、スクロール <8005> 、キッツ <6498> 、デジアーツ <2326> がストップ高。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、24業種が下落した。
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