インドネシアに５０拠点－成長市場へ重点投資

[トロンボーンさん]

日産自動車は２０１２年度までにインドネシアのディーラーを、０８年８月末現在の３０％増の５０社超とする。

首都ジャカルタなど都市部を中心にディーラー網を充実し、販売力を増強。ミニバン（ＭＰＶ）「リビナ」シリーズを核にして、０８年には総販売台数を前年比倍増の４万台にする計画だ。

東南アジア市場はインドネシアがけん引している。

日産はインドネシアで現在、４１のディーラーと契約している。うちジャカルタには１８社が集中しているのが実情。自動車需要が拡大する都市部を中心に、ディーラーを増やす。

　現地需要の主流はＭＰＶで、日産は戦略車「リビナ」を拡販。これにより０７年総販売台数を１万９０００台とほぼ倍にした。

同社は日産車オーナーの「ロイヤルカスタマーズクラブ」を組織、新車の試乗会などを通じ富裕層を囲い込んでいる。

現地販売シェアの首位はトヨタ自動車で、日産はいすゞ自動車に次ぐ７位。

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