日立製作所の中西宏明会長は3日、英国のメイ首相とロンドンで会談し、日立が英国で進める原発の新設事業について、英政府の支援強化などを要請したようです。
日立は2012年に英原発会社を買収し、2020年代半ばの稼働を目指して英中部アングルシー島での原発建設計画を進めているそうです。
しかし、総事業費は約3兆円と当初の見込みを大幅に上回る見通しとなっており、費用負担が課題になっているようです。
日立は損失が出た際のコストを低減するため、原発子会社への出資比率を下げたい意向で、今回の会談では英国側に出資比率を高めることなどを求めたようです。
ただ、英政府も費用負担を最小限に抑えたい考えで、交渉がまとまるかどうかは不透明なようです。
このご時勢で原発事業にさらにコストをかけるというのはなかなか難しいんでしょうね。
むしろ撤退も視野に入れているんでしょうかね。
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