滋賀県の永源寺を開いた寂室(じゃくしつ)禅師の言った言葉です。
「邪念にとらわれることなかれ、煩悩にとらわれることなかれ」という意味です。どんな思いでも、一度とらわれしまうと、それはたちまち邪念・煩悩となってしまう。迷いなど例えよい思いでも、とらわれればそれは邪念・煩悩となる。
普段の仕事でも、日常判断でも、株式売買、馬券買いでも、どうしようかと日々迷う事はあります。考えれば考えるほど訳が分からなくなってしまいます。
そんな時こそ「莫妄想」なのです。迷う事を断ち切り、止めてしまう。
どちらかでいいから、とにかく決断し具体的に行動する。それが解決の早道になるのだそうです。「もう分らない、駄目でもともとだ」と腹をくくることにするしかない訳です。そうして駄目なら起点に戻って、やり直せばいいだけの話ではないか。
とは言うものの、私などは結果がよくなかった場は当分の間後悔してしまうのです。昨日の失敗Gunosy・TOWAの早売り、日曜日の春の天皇賞馬券買いの回避等何時も後悔ばかりです。
待てば海路の日和ありとはいいますが、待てば海路の日が消えそうです!