オイラは酔っ払っているため、ホントウは何度も聞かされていたらしい。
平塚の著名な極道Mは、
引退していると噂されてはいるものの、
日本の三大極道の一角を占める親分なのであった。
その同級生が行きつけのスナックにいっているという縁で、
オイラは知らず知らず間接的に、その親分の目に触れていたらしい。
しかも、その娘は、オイラの通っていた薬科大の同級生だという。
「オイshin、あの娘はな、平塚で有名なヤクザの娘だから、気を付けろよ」
と、なぜか突然、耳元で囁かれたことがあった。
その娘の苗字もMで、発音も同じだった。
オイラは、その素朴な感じのする娘をけっこう気に入っていたのだが。
つまり、平塚で著名な極道の娘、ということで間違いがない。
苗字も同じ。
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でな、今日のネタは、
その著名な極道の元(?)親分が、実は書籍を出版しているという話。
それも、その昔、交流のあったという「ゴッド・ファーザー」関連者だという。
多分、フランク・シナトラだっていうのだ。
(ひょっとして、マーロン・ブランドだったかもと・・・、そのママは言うのだが)
そんな話を聞いているうちに、
「あー、あの時、Mの娘とうまく行っていたら、
今頃オイラ、極道の親分だったんだなぁ・・・」
ってなことを思ったりして、感慨にふけっているのだった。
だだし、オイラの性格が「ゴッド・ファーザー」でいうと、
「サンティノ・“ソニー”・コルレオーネ」
そのものであるので、すぐに死んでいたと思われる。
彼の性格は、ウィキペディアによると、以下の通り。
「ビィトー・コルレオーネの長男でアンダーボス。1916年生まれ。良くも悪くも真っすぐで少々短気な性格故に暴力沙汰が絶えず、女癖が悪いので周囲から白い目で見られることもあるが、裏表のない人柄ゆえに町の英雄でもある。少年時代にトムを一家に連れてきた。時代の趨勢が麻薬ビジネスに移っていることでファミリーの衰退を危惧するが、誰よりも父を尊敬している。家族からはヴィトーからのみ「サンティノ」と呼ばれている。ヴィトーが銃撃されると代理でドンの地位に就くが、短気で逆上しやすい性格が災いし、確執のあった妹の夫のカルロの罠にはめられ、ハイウェイの料金所で待ち伏せていた殺し屋のマシンガンの一斉射撃を受けて殺される。」
映画を視て、オイラ自身、このソニーが実は一番好きだったりする。