米10年債利回り、3%乗せ

天地人さん
日経平均 ; 22215.32 (-62.80)
TOPIX ; 1767.73 (-2.02)
JASDAQ指数 ; 3953.91 (+2.52、4日続伸)
マザーズ  ; 1140.70 (+0.04、4日続伸)
東証REIT ;1720.35 (-4.02)

日経平均は反落。昨晩の米国市場では長期金利の上昇が継続し、節目の3%を突破。株式市場では売りが広がり、ダウが400ドルを超える大幅安になりました。一夜明けた日本市場も売り先行、後場に少し戻したもののマイナス圏のまま取引を終えました。新興はジャスダックとマザーズが4日続伸、全面安にはなりませんでしたが、米金利上昇による相場全体への影響が気になりますね。。。

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日経平均62円安と反落、米国株安で売り先行、一巡後は下げ渋る、日銀ETF買い期待など支え=25日後場
15時13分配信 モーニングスター

 25日の日経平均株価は前日比62円80銭安の2万2215円32銭と反落。朝方は、米長期金利の上昇などを背景に24日の米国株式が大幅に下落した流れを受け、売りが先行した。その後、為替相場の落ち着きもあって、いったん下げ渋ったが、戻りは限定され、再度軟化した。時間外取引で米株価指数先物がさえなかったこともあり、前場終盤には2万2080円76銭(前日比197円36銭安)まで下押す場面があった。後場は、日銀のETF(上場投資信託)買い期待や円弱含みを支えに、買い戻しや押し目買いが入り、一時2万2228円78銭(同49円34銭安)まで持ち直した。その後は戻り一服ながら、大引けにかけてこの日の高値圏で推移した。

 東証1部の出来高は14億2346万株、売買代金は2兆4679億円。騰落銘柄数は値上がり1077銘柄、値下がり894銘柄、変わらず109銘柄。

 市場からは「1ドル=109円台に入り、流れが変わってきた。米長期金利の上昇は、これまでドル安(円高)だったが、これがドル高(円安)となり、良い金利上昇といえる。需給面では、ショート(カラ売り)がたまり、売り方も厳しい状況とみられ、日銀のETF買いも支えとなり、構造的に下がりにくくなっている。ただ、決算発表はこれからであり、相場の方向性は業績を見極めてからになる」(国内投信)との声が聞かれた。

 業種別では、コマツ <6301> 、日立建機 <6305> などの機械株が軟調。国際帝石 <1605> などの鉱業株や、JXTG <5020> 、出光興産 <5019> などの石油石炭製品株も安い。ファナック <6954> 、東エレク <8035> などの電機株も売られた。

 半面、関西電 <9503> 、東ガス <9531> などの電気ガス株が堅調。ブリヂス <5108> 、住友ゴム <5110> などのゴム製品株も引き締まり、JT <2914> 、明治HD <2269> などの食料品株も買われた。

 個別では、キヤノンMJ <8060> 、総合メディ <4775> 、モバファク <3912> 、ドリームI <4310> 、TATERU <1435> などの下げが目立った。半面、新日無 <6911> 、東光高岳 <6617> 、わかもと <4512> 、積化成 <4228> などの上げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、18業種が上昇した。

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