お金を稼ぐ手段というのは、大きく分けると次の3つに分類される。
①労働 ②ビジネス ③投資
一般的には
1、労働は「時間」に対する対価
2、ビジネスは「システム化、組織化」に対する対価
そして
3、投資は「リスクをとること」に対する対価
となる。
低リスクとされる金融商品ほどリターンは少なく、ハイリスクとされる商品ほどリターンは大きい。普通に考えれば当然のことだ。
投資のプロと言われる人達は、リスク管理を徹底している。潜在的なリスクも含め、撤退的にリスクを調査し、綿密なリスクヘッジをした上で資金の運用をしている。
さて、話し変わり、私達一般ピープルが株をやる際、何を基準に売買するか?
ざっくり3つに分けてしまうと、
①経済的な情報
②チャート分析
③なんとなくの感覚(ごく曖昧な情報に基づくものもこれに含む)
のどれかになるかと思われる。
③は置いておくとして、①と②に関して。
①と②は実は本質が全く異なる。
ざっくり言ってしまうと①は「経済学」②「確率論・統計学」となる。つまり、そもそも学問が違う。
著名なチャーチストの中には、日経新聞なんかほとんど目を通さないという人も多い。日々のそういった情報はチャーチストにとってほとんど意味がないからだ。(下手をすると有害でさえある。主観的な変なバイアスが入りかねないから。)
チャート分析による投資とは、再現性が高い、確率が高いとされているパターンを見つけ、機械的に投資する。
私は、確率論・統計学の方が自分の性にあっていたので、チャート分析でやっている。
と言っても、私の投資ルールは実にシンプルなルールだ。
複雑なことをやっても結局収拾がつかなくなるだけだったので、そういったものはどんどん省いていった。
私が今見ている数字は「高値、安値、出来高」ただこれだけである。
あとは1年、(場合によっては)5年、10年のチャートの形。
ストキャスティクスもMACDも一目均衡表もボリバンもピボットも、移動平均線さえ見ていない。
そんな超シンプルルールだが、一応の有用性はあるようで、自分のルールをある程度確立してからは、自分でもびっくりするくらい負けなくなった。(かつてはどんな地合いでも負けていた)
自分のルールで買った銘柄が以外とトレンドに先んじて、買えていることも多い。(最近で言うと、利確して初めて自分が買っていた銘柄が仮想通貨関連だったことに気づいたり)
一応、このチャート分析が私なりの「リスク管理」なんだが、本当のところまだまだギャンブルの域を出てないんだろうなとは思う。
目標を達成できるよう今後も精進したい。