東証から発表された4月9日の週の投資部門別取引状況を確認し、投資家グループの動向を理解した上で、投資活動に役立てたい。
本統計は毎週第4営業日の午後3時に日本取引所HPで更新されている。
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4月9日の週は、日経平均株価が4月2日始値の21,441円から6日終値の21,567円と、僅か126円の上昇となった。
投資部門別取引状況をみると、外国人投資家は 845億円と3週連続買い越しだった。
一方、個人投資家は1561億円と3週間連続売り越し。またGPIF(年金積立金管理運用) など年金基金の動きを表すと言われる信託銀行は▲72億円と4週間ぶりの買い越し。
これまでも日本の株式相場は外国人の売買動向に大きく左右されてきたので、3週連続の買い越しは歓迎すべき動きで、どこまで継続するのか引き続きウオッチしていく。
なお、下表グラフの横軸が各週を示しており、 4月第2週目が4月9日の週の売買状況を表す。グラフの見方は、上向きバーが買いをした投資主体、下向きバーが売りをした投資主体で、青色が個人投資家、赤色が証券会社、ピンク色が外国人投資家。
投資部門別売買状況のグラフ