シリア攻撃ではイギリスはキプロスのイギリス基地も使う可能性が有ります。ユーロ圏も、おそらくシリア攻撃に参加する可能性が有ります。
ヨーロッパとアメリカがシリア総攻撃の気配を見せています。
ただ、このシリア総攻撃問題も 長引く戦争に成ればアメリカもヨーロッパも国民は各々政府にクレームをつけるのが過去からの習慣でした。
シリアが使った化学兵器は許される物ではない。
シリアが敢えて化学兵器を使った背景は 政権担当の王子の判断です。政権担当王子はシリア国民に支持されていないので、焦りが有ります。
今後は王子に肩入れするロシアの判断です。
ロシアが肩入れを停止したら王子には誰も肩入れしない。
又、過去のシリア問題から石油価格の上昇は有りましたが、現在はアメリカのシェールガスが有るので 産油国は余程注意しないとアメリカにマーケットを奪われる。
でもトランプは北朝鮮、保護貿易政策、シリア問題、アメリカ国内での事件 そして真打ちのトランプロシア問題と
並みの神経なら持たない事件のオンパレードです。
世界の株価は、事件毎に毎回右往左往しましたが
世界の投資家はトランプの起こす事件に慣れて 事件耐性が出来ました。今日の株価は カナリ下がる予感がしましたが マイナス24円で終えた日経株価でした。 日本はトランプの事件の数々に耐性が出来ました。
5月初旬に予定されるシリア総攻撃も ロシアの姿勢を見ることが必要です
シリア総攻撃は、攻撃しても意外に規模が小さいなら 各国の株式相場は シリア問題を無視する可能性が有ります。
日本のマスコミは現在話題にしないが トランプ自身のロシア問題は ヤハリ日本の株式相場には最大のダメージと考えます。
トランプロシア問題が、これからのトランプの強硬姿勢を控えさせるなら朗報ですが
あのトランプは自分の非を認めたら 支持率ダウンでレーム・ダックで フラフラに成りますから決して自身の非は認めないと考えます。ロシア問題が露見する直前にモーラ特別検察官を首にする権限は トランプには有ります。歴史上のアメリカ大統領で 特別検察官を首にした大統領は居ません。
しかしトランプは あのトランプです。
トランプ・ロシア問題が露見する前に 私は手仕舞する予定です。
ただ、シリア総攻撃の規模が大きいと アメリカ国民はトランプロシア問題よりもシリア攻撃に目を奪われる可能性が高い。
トランプはエゴイストです。
自身がモーラ特別検察官から逃れるのにシリア総攻撃をする可能性も有ります。
世界の常識ならシリア問題は、何等かの融和策で解決ですが
トランプはエゴイストですから 自己利益の為にシリア問題を利用する可能性は高いのでは
これから始まるロシアとの外交の中に
シリア問題の行方のヒントが有ると考えます。
シリア問題は株式相場には深刻です
一番深刻な筈のトランプは 当事者の顔にしていません。
あのトランプの顔が深刻に成った時は 意外に株式相場ではニコニコかな?