平成相場三昧伝 平成戦火日記 


 これは、まえにもブログに附けたけど、昨年夏、帰省した義弟とのやりとり。

ちょうどそのとき、北朝鮮が、日本海で、ミサイルの飽和型攻撃の実験に成功していた。

「テツロー君。東京はアブナイゾ。金正恩に狙われている。」

といふと、イヤさふな顔をする。

そりゃそうだ妹夫婦は、鹿児島から、東京都へ出てって、私学教諭しながら、娘をふたり、大学進学させ、35年の住宅ローンを持つ身の上。

そこで慌(あわ)てて、「あ、いや鹿児島のほうがアブナイかも。

川内原発があるからね」とリカバー。

それ以来、妹の家では、鹿児島のほうが、東京よりアブナイときまったみたひだ。無理もなからん。でも・・・・・・・・・・・・


「東京を火の海にしてやる」金正恩言。

正恩は、トランプ大統領が言ふやふに『精神異常者』か?

い~や、かならずしも、さふとばかりは言い切れぬ。

なんと言っても、東京の中のアメリカ。すなはち横田基地がある。

ここは、朝鮮戦争のとき、B29爆撃機で平壌を猛爆した基地だ。金家三代、狙いを付けて、当然。


 そしていまやミサイルによって攻撃可能。米朝戦争開戦ともなれば、すぐにミサイルを撃ちこむだろう。軍事的にも、またそうするのが、正当なようだ。

『(金正恩が)追い詰められて、自暴自棄になって本邦にミサイルを撃ちこんでくる』という表現を、よく目にするけれど、違うだろ。


 だふも最近、近寄ってくる戦火を思わば、たまに胴震いがします。米国の安全保障のために、国民の生命と財産を危険に晒す。これは、イヤな流れだ。

やっぱりボクには、講和の道が好ましく思えます。

           平成戦火日記 つづく




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