先日発表された平均時給が市場の予想を下回ったことで
一旦インフレ懸念は後退しました。
しかし昨夜のNY市場は
「2月度消費者物価指数」を見極めたいという動きが利益確定売りに繫がり
ダウはマイナスで引けました。
一方、ナスダックはハイテク株が好調で史上最高値を更新しています。
またキャタピラーやボーイングなどが値を崩していることから
輸入関税問題に対する投資家心理は
まだ不安から抜け出せていないことが窺えると思います。
今夜発表される「2月度消費者物価指数」(予想=0.2%)が予想を上回れば
再びインフレ懸念が台頭し、投資家心理の不安が増す可能性があるため
我々も注目したいと思います。