コーン氏辞任で反落

天地人さん
日経平均 ; 21252.72 (-165.04)
TOPIX ; 1703.96 (-12.34)
JASDAQ指数 ; 4019.21 (-11.01)
マザーズ  ; 1180.87 (-5.75)
東証REIT ;1673.57 (+6.87、2日続伸)

日経平均は反落。朝方寄り前にコーン米国家経済会議委員長が辞任すると報じられ、保護主義台頭の懸念が高まり円高が進行、株価も安くスタートしました。為替市場が落ち着くと前場に一時プラス圏まで戻しましたが、後場は再度売られてマイナス圏に転落、そのまま取引を終えました。米国、北朝鮮と政治案件に振り回される日々が続きますね。

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日経平均は165円安と反落、上げ転換後に再度軟化、米経済政策の先行き不透明感など重し=7日後場
15時11分配信 モーニングスター

 7日の日経平均株価は前日比165円04銭安の2万1252円72銭と反落。朝方は売りが先行した。コーン米国家経済会議(NEC)委員長が現地6日、数週間以内に辞任すると表明。これを受け、日本時間7日朝方に円高・ドル安が進行するとともに時間外取引で米株価指数先物が急落し、投資家心理が悪化した。下げ幅を拡大し、一時2万1201円94銭(前日比215円82銭安)まで下落した。その後、円伸び悩みもあって買い戻しや押し目買いに持ち直し、上げに転じる場面もあったが、一巡後は再度軟化し、マイナス圏に押し戻された。米経済政策の先行き不透明感などが重しとなり、大引けにかけて安値圏で停滞した。

 東証1部の出来高は14億6744万株、売買代金は2兆7361億円。騰落銘柄数は値上がり617銘柄、値下がり1368銘柄、変わらず85銘柄。

 市場からは「前場は下げて始まり、その後一時プラス転換したが、こうした動きは超目先的な売買によるものとみられる。日経平均は2万1000円や200日移動平均線をキープしているが、買う材料が見当たらず、下値を固めたとは言い切れない」(準大手証券)との声が聞かれた。

 業種別では、新日鉄住金 <5401> 、JFE <5411> などの鉄鋼株が軟調。東電力HD <9501> 、東ガス <9531> などの電気ガス株や、任天堂 <7974> 、タカラトミー <7867> などのその他製品株も安い。三井金 <5706> 、住友鉱 <5713> などの非鉄金属株も売られた。

 半面、大和証G <8601> 、野村 <8604> などの証券商品先物株が堅調。テルモ <4543> 、Vテク <7717> などの精密株も買われ、JPX <8697> 、三菱Uリース <8593> などのその他金融株も高い。

 個別では、北朝鮮リスク後退で防衛関連の石川製 <6208> がストップ安となり、豊和工 <6203> も大幅安。RSTECH <3445> 、アイロムG <2372> 、クレスコ <4674> などの下げも目立った。半面、アイエスビー <9702> 、アクセル <6730> 、オプトHD <2389> 、ビジョン <9416> などの上げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、25業種が下落した。

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