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鉄とアルミのトランプショック
ご存知の通り、トランプ大統領が鉄鋼とアルミに高い関税を課すとのこと。
中国向けだけでなく、新日鉄、JFE、神鋼といった日本メーカーも
この関税の対象になるかもしれません。
と言うのも、アメリカに輸入される中国製の鉄鋼の割合はそれほど大きくないからです。
ではなぜ中国を意識した関税を課すのでしょうか?
それを知るために、2016年の粗鋼の生産量トップ10を見てみましょう。
1位:アルセロール・ミタル (ルクセンブルク)
2位:中国宝武鋼鉄集団 (中国)
3位:河北鋼鉄集団 (中国)
4位:新日鐵 (日本)
5位:ポスコ (韓国)
6位:江蘇沙鋼集団 (中国)
7位:鞍山鋼鉄集団 (中国)
8位:JFE (日本)
9位:首鋼集団 (中国)
10位:タタ・スチール (インド)
となっており、トップ10のうち、半分(2、3、6、7、9位)が中国の企業となっています。
トップ50まで含めると、かなりの数の中国企業がランクインしています。
言うまでもなく、中国企業の過剰が目立っています。
この過剰生産が、鉄鋼の国際価格を押し下げ、
アメリカの懸念事項となり今回の関税に繋がったのです。
なお、関税で守られるアメリカ企業のランクは、以下のとおり。
12位:ニューコア
24位:USスチール
「鉄は国家なり。」
これは鉄血宰相の異名を持つ、ビスマルクの言葉です。
百年以上前の言葉ですが、まだまだ鉄は国家の重要な位置を占めていると実感させられるニュースですね。
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関連銘柄:
日本製鉄(5401) JFE(5411) 神戸製鋼所(5406)
これは鉄血宰相の異名を持つ、ビスマルクの言葉です。
百年以上前の言葉ですが、まだまだ鉄は国家の重要な位置を占めていると実感させられるニュースですね。
ぽけぽけさん、こんばんは。
コメントありがとうございます!
>鉄は国家単位でなくとも大事です
>娘は本日、我が家の庭と最寄りの公園で
>砂鉄を集めて遊んでいました
>きっと、ビスマルクの良い弟子になることでしょう♪
子供のうちから、資源回収に熱心とは、
地球に優しいエコなレディに将来なるはずです!
>どーすんだよ、この砂鉄・・・・
>リビングに撒き散らさないことを願います!(爆)
「ころぶなよ、絶対に転んで撒き散らすなよ!」
って言ってみましょう。
お笑いの才能があれば見事に転んでばら撒いてくれますよ!
>・・・日記に関係ないコメントで、すまぬ。
いえいえ、その場のノリでコメントいただければ嬉しいです!