優利加さんのブログ

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日経平均22,000~23,000円の雲は厚い

昨日の米国株式相場は下落した(DJIA -254.63 @24,964.75, NASDAQ -5.16 @7,234.31)。ドル円為替レートは107円台後半の前日比円安方向での動きだった。本日の日本株は値上がりする銘柄の方がやや多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,087に対して、下落銘柄数が897となった。騰落レシオは87.74%。東証1部の売買代金は2兆6862億円。

TOPIX -1 @1,762
日経平均 +46円 @21,971円

円高進行の一服や米国でハイテク株が高くなったことを受けて、半導体株や自動車株などの輸出関連銘柄の買いが優勢となった。日経平均は後場寄り付きで一時、上げ幅が前日比200円を超えて22,000円台に乗ったが、その後は売り買いが交錯して乱高下した。日足ローソク足はほぼ十字足となり、上下どちらへ動こうか迷っている。

日経平均のPERが13倍台と割安なことに注目して個人が積極的に買っているのに対して、機関投資家は主力株を中心に利益確定売りが多いという構図だ。取引材料が乏しく、米国長期金利の上昇(3%を超えたら相場が大きく動きそう)や円相場の円高方向への揺り戻しを警戒して、上値は重そうである。日経平均で見ると、22,000~23,000円での滞留時間がほぼ2ヶ月と長かったので、22,000円に近づくと「やれやれ」の戻り売りが大量に出てくるからだ。

33業種中19業種が下げた。下落率トップ5は、保険(1位)、証券(2位)、銀行(3位)、医薬品(4位)、卸売(5位)となった。

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