ヒンドゥー・ビジネス・ラインが9月2日、消息筋の言として報じたところによると、日産はAshok Leyland Ltd(ALL)と合弁で当初ターミールナド州Kanchipuram県内の2カ所で軽商用車と伝動装置の製造及び技術開発を手がけるが、その後、別に3~4カ所に製造拠点を設ける計画で、合弁チームはタミールナド州政府に関係認可を求めている。
ALLオフィシャルは以上の消息に関して、「合弁プロジェクトについては日産と共同発表するのが建前」とし、コメントを控えた。
消息筋によると、タミールナド州政府は8月30日の閣議の席上、Ashok Leyland-Nissan合弁プロジェクトに対する奨励措置パッケージの内容に一部変更を加えることを承認した。これらの変更とは、プロジェクトのロケーションに関するもので、奨励措置は当初、Sriperumbudur近郊Pillaipakkam工業団地内の2カ所に設けられる施設を対象にしていたが、新たに2カ所恐らくHosurとEnnoreに同様の施設を設けることが申請された。
Ashok Leyland-Nissan連合はこれ以前に、年産20万台、合計4,150クロー(約1,016億円)の3件の合弁計画-軽商用車製造プロジェクト/伝動装置製造プロジェクト/技術開発プロジェクト-を発表しており、これらのプロジェクトは2010~11年の始動が目指されている。
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日産は将来的にインドから軽乗用車を輸入するかもしれない。