厚生労働省の専門部会は2日、塩野義製薬が開発を進めるインフルエンザ治療薬の新規承認について審議を行い、了承した。通常のスケジュールに従えば、3月に厚労省による承認が見込まれる。その後、薬価が決まり次第、塩野義は販売手続きに入り、今春にも発売される見通し。現在猛威をふるっている季節性インフルエンザに対しての効果が期待されている。
承認が了承された薬「ゾフルーザ」は錠剤を1回服用するだけで治療ができ、既存薬とも異なる作用を持つ。塩野義は昨年10月、成人、小児のA型、B型インフルエンザウイルス感染症の治療薬として承認を厚労省に申請していた。画期的な薬の早期実現化のために厚労省が優先的に審査する先駆け審査指定制度の対象品目で、平成27年に同制度が導入されて以来、承認了承された医薬品として第1号になった。
この日の専門部会審議の結果を受け、通常の手続きであれば、厚労省は約1カ月で製造販売を承認する見通し。その後、薬価が決まると塩野義は製造販売を行うことができる。ただ、現在、猛威をふるっている季節性インフルエンザに対して、既存薬のタミフルを上回る効果が期待されることから、スケジュールが前倒しされる可能性もある。
承認が了承された薬「ゾフルーザ」は錠剤を1回服用するだけで治療ができ、既存薬とも異なる作用を持つ。塩野義は昨年10月、成人、小児のA型、B型インフルエンザウイルス感染症の治療薬として承認を厚労省に申請していた。画期的な薬の早期実現化のために厚労省が優先的に審査する先駆け審査指定制度の対象品目で、平成27年に同制度が導入されて以来、承認了承された医薬品として第1号になった。
この日の専門部会審議の結果を受け、通常の手続きであれば、厚労省は約1カ月で製造販売を承認する見通し。その後、薬価が決まると塩野義は製造販売を行うことができる。ただ、現在、猛威をふるっている季節性インフルエンザに対して、既存薬のタミフルを上回る効果が期待されることから、スケジュールが前倒しされる可能性もある。
米国でも製造販売に向けて承認申請を行う方針