投資で成果を上げるには、ある程度まとまった資金で運用しないと成果を出しにくい。
同じように時間をかけて勉強をし、同じような投資をして、
利益率が10%だった二人がいるとして、一人は元本10万円、一人は元本1億円
という状況を思い浮かべれば一目瞭然。
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時間をかけて投資について勉強をし、銘柄研究を行っても
投資をするお金が少なければ、意味がない。
ボクが若いころ、投資に興味津々ではあったが、タネ銭が無ければ意味がない。
1000万円を目標にしようと思い、貯金を始めたものですが、
その後は、すっかり投資のことを忘れ、仕事に打ち込んだ結果、
それを十分上回る貯金ができたのに、
転職するまでは、投資のことは、すっかり忘れていた。
(収入が減ると、お金に対する感覚がシビアになってきます。。)
それはそれとして、日経マネーの最新号の記事によれば、
某著名個人投資家の方は、新婚の奥さんと協力して、
3年で2000万円を投資資金として貯めたという。
「年収300万円で100万円貯まる法」を
夫婦共働きで、800万円稼いで年間600万円貯めたという。
うーん、なんというか羨ましい。
ギャンブル・・・じゃなくて、株式投資に理解のある奥様とは・・・
そういう女性はなかなかいないので、この人は幸運だったのだろう。
(今からでも、遅くないですかねー |д゚)
2000万円の投資で、15%くらいの利益があれば、300万円のリターン。
ギリギリ、専業投資家で生活ができるか?
なんとなくですが、15%とか、それ以上に高い利益率を出そうとすると
結構無理をしなければならないような気がする。
「億り人」と言われるような人は、その人の出世株と言えるような銘柄があって、
そこに集中投資して、結果を出したことが大きかったりするけど、
なんというか、普通の人がそれを目指しても、上手く行かないような気がする。
凡人には凡人の投資法があるのでは?
マネー誌が、中小型株を進める姿勢というのは、ちょっと疑問を感じる。
もっとも、零細投資家が、一攫千金を狙って仕手株に群がる。
その心理はよくわかるけど、最後まで勝てる人はほとんどいないのではないかと。
そう考えると、ある程度余裕のある資金で、ミドルリスクミドルリターンを狙うのが
手堅いんじゃないかなと思ったりします。
あと、資金のない人が、とりあえずタネ銭を作るために、つみたてNISAを使うというのは、
実はあまりお勧めじゃないのでは?とか思ったり。
年間40万円しかない枠で積み立てても、1000万円には到底届かないだろう。
真面目に仕事をして、収入を上げて、節約して貯蓄するというのが、
何の裏技でもないけど一番の近道ではなかろうか。