優利加さんのブログ

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円高+業績見通しに懸念 ⇒ 株安

昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA -3.79 @26,210.81, NASDAQ +52.26 @7,460.29)。ドル円為替レートは110円を挟んだ値動きで、前日比円高方向での推移だった。本日の日本株全般は高安まちまちとなった。東証1部では、上昇銘柄数が961に対して、下落銘柄数は989となった。騰落レシオは110.76%。東証1部の売買代金は2兆9404億円。

TOPIX -10 @1,901
日経平均 -183円 @23,941円

米国長期金利が低下したことで円高・ドル売りた進み、これを嫌気してTOPIXも日経平均も下げた。今日の円相場は1ドル=110を割り込み、日銀短観における大企業・製造業の17年度想定為替レートである1ドル=110円18銭よりも円高となった。これにより、輸出の採算悪化が懸念された。

企業の決算発表にも懸念が生じた。1月23日に安川電機が2017年4~12月期決算を発表した。連結純利益は前年同期比2倍となったが、2018年2月期予想を据え置いたことで失望売りが出た。また、米アップルが4~6月期のiPhoneXの生産台数を1000万台程度削減し、年内には生産を終えるとの見方が出てきた。この「アップルショック」は関連銘柄の売り圧力となる。

東証1部の予想PERは17倍台後半、日経平均は15倍台後半まで高まっている。2019年3月期に17%の増益見通しだが、果たしてどうなるか?

33業種中20業種が下げた。下落率トップ5は、電気機器(1位)、銀行(2位)、機械(3位)、ガラス・土石(4位)、その他金融業(5位)となった。

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