はるるっぴさんのブログ
地政学的リスクは買い
謹賀新年
昨年も何かと忙しく、日記もお休みにしていました。
今年も同じなので、書くことがあっても短い日記にしたいと思います。
なかなか本を読む時間もとれません・・・
そのような中で、最近読んだ本
「未来の年表」
(日本の将来について、考えさせられる内容です。ちょっと暗いけど・・・)
リンダ グラットンの「LIFE SHIFT(ライフ・シフト)」
読むと参考になると思います。
素人のひとりごと日記です。
(正しくは、信頼できる専門家へ)
毎年、平和な1年になるように祈っていますが、今年最初に心配になるのは、北朝鮮の問題です。アメリカが、3空母に加えて、巡行ミサイル「トマホーク」を150発以上搭載する原子力潜水艦ミシガンも派遣しているので、予断を許さない状態が続いています。
平昌オリンピック後の、3月頃にドンパチがあってもおかしくないと言っている専門家もいるようです。(もちろんどうなるかわかりません。)
3月と言えば、3月20日~21日のFOMCも今から大注目です。
・・・
振り返ると、昨年2017年09月21日 アメリカのトランプ大統領、韓国のムン・ジェイン大統領との日米韓首脳会談後に安倍首相が衆議院解散を発表しました。
「北朝鮮問題があるので、今だったら選挙に勝てる」など、
アメリカから何らかの話があったかもしれません。
北朝鮮問題があったので、昨年衆議院解散をしたと思います。
アメリカのCIAは、人工衛生を使って、世界中を監視しています。
人工衛星から新聞の文字を見ることもできるし、会話の内容も聞き取ることができると聞きます。
北朝鮮の核ミサイルがどこにあるか、正確に把握していると考えることもできます。CIAの情報を使って、アメリカ軍がバンカーバスター(地中貫通爆弾)などを使って、北朝鮮の核ミサイル基地をピンポイント攻撃することは可能かもしれません。
しかし、戦争が起きると何が起きるかわかりません。
韓国政権は、いち早く北朝鮮に食糧の援助をしました。
「韓国に向かってミサイルを飛ばさないでね~」
といったメッセージを含んでいるかもしれません。
日本人は、韓国と違って、万が一の場合、逃げるところもありません。
最近になって、ようやく核シェルターの話が出てきましたが、今までいったい何をしていたのかと言っている人もいました。ようやく平和ボケに気づいた人もいます。
ジョン・F・ケネディ大統領の国連演説で有名になったダモクレスの剣の話を思い出します。
『地球のすべての住人は、いずれこの星が居住に適さなくなってしまう可能性に思いをはせるべきであろう。老若男女あらゆる人が、核というダモクレスの剣の下で暮らしている。世にもか細い糸でつるされたその剣は、事故か誤算か狂気により、いつ切れても不思議はないのだ 』
今は、ダモクレスの剣が落ちないように祈るのみです。
『ダモクレスの剣』
常に身に迫る一触即発の危険な状態をいう。シラクサの僭主ディオニュシオス1世の廷臣ダモクレスが王者の幸福をたたえたので,王がある宴席でダモクレスを王座につかせ,その頭上に毛髪1本で抜き身の剣をつるし,王者には常に危険がつきまとっていることを悟らせたというギリシアの説話にちなむ。
アメリカと北朝鮮のドンパチは起きるかどうかわかりません。
(トランプ大統領のロシアゲート事件とも密接に関係しているでしょう。)
しかし、投資をしているならば、そうでない人よりも、たくさんのことを想定する必要があると思います。マスコミが騒ぎだすのは、何もかも終わってからになります。
仮に、アメリカと北朝鮮のドンパチが起きると、(そのときの状況にもよりますが)株は大きく下がる可能性があります。
なぜならば、お金は臆病だからです。
もし日本にとって、良い形で戦争が終わって、北朝鮮の体制が変わるようなことになれば、第二次朝鮮特需の可能性もあります。
その場合、株はドテン上昇します。
先日、この件について、ゴールドマン・サックスの若手の方に聞くことができました。
「自分もそれを狙っている」
「地政学的リスクは買いですよ!」
と言っていました。
他にもたくさん想定していることは、あります。
日本株がここからさらに上昇する
中国不動産バブル崩壊の兆し
ユーロ崩壊の兆し
量的緩和バブル崩壊の兆し
ロシアゲート事件の新たな展開
これもまだ先の話ですが
米国国債の格下げ、日本国債の格下げ
以下略
日経ビジネスに、デリバティブに詳しいBNPパリバ証券投資調査本部長の中空麻奈氏が「金融バブル終焉に備えを」として2018年予測の記事が記載されていました。
もともとフランスの投資銀行はデリバティブの組成に強いので、凡百の学者さんや専門家と違って詳しい。納得のいく予測だと思います。日本の少子高齢化や人口問題に対しても警鐘されていますが、とてもクレバーな方だと思います。
(日本の人口問題については、上記の「未来の年表」も参考になります。)
また、先日、日経新聞にコブライト・ローンの記事も記載されていました。
結局のところ、今の見せかけの世界景気の良さは借金によってもたらされているため、「借金返せ~」と言われればおしまいです。
日米欧の中央銀行が異常なことをやってきたので、
その結果起きることも異常なことになります。
書きだすと長くなるので、ここで終わります。
北朝鮮問題などの困難な問題を乗り越えて、
良い年になるように期待したいと思います。