仕事が忙しく生活に潤いがほしくて、華道を習っていたことがある。
いくつかの流派の教室を見学させてもらい、先生のお話も聞いて、
選んだのが「嵯峨御流」
嵯峨天皇が大覚寺の大沢池で菊を手折り、
殿上の花瓶に挿されたことが「嵯峨御流」の始まりと聞いている
その後、偶然にも家の菩提寺も「真言宗大覚寺派」と聞いて、ご縁を感じた
数ヶ月前、いつものようにある方のブログを拝見していると、
突然涙がボロボロ溢れ出てきた。
風景を多くブログにアップされているのだけれど、
コサギや大覚寺の写真を見ていると、涙が止まらなくなってしまった
遠い遠い昔、「私」はこの景色を見ていたのだろうか。
その方は言う。
きっと、「あなた」は知っているのでしょう、と


