米国株、ダウ340ドル超の急落 雇用指標や小売り不振が重し

kuma_kuroiwaさん
kuma_kuroiwaさん

 4日の米国株式相場でダウ工業株30種平均は急反落。前日比344ドル65セント安の1万1188ドル23セントと7月28日以来の安値で終えた。ナスダック総合株価指数は4日続落し同74.69ポイント安の2259.04と7月15日以来の安値だった。米雇用情勢や個人消費の弱さを示す材料などを受けて米景気懸念が強まり幅広い銘柄に売りが出た。
 民間雇用サービス会社オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)が発表した8月の全米雇用リポートで、非農業部門の雇用者数は前月比3万3000人減と市場予想以上に減った。米労働省が発表した週間の新規失業保険申請件数は市場予想を上回った。米小売り大手各社が発表した8月の既存店売上高は総じて不振と受け止められた。米景気の先行き不透明感が意識され、売りが優勢となった。


kuma_kuroiwaさんのブログ一覧