悲しみの雨

[みやまりょうさん]

   

こちらの写真は仙山線のとある駅の待合室から撮った雨の写真。

これは仕事でお客さんの家にお伺いした帰りに、時間があったので撮りました。

実は私の店の取引先でよくお世話になっている（私より）２歳年下の営業担当の方が、

お盆明けに倒れ、そのままその週に他界されてしまいました。

非常に人当たりがよく一生懸命な方で、

先日もお客さんの件でお願いしていた矢先の出来事でした。

事情をご説明し、急遽私がその営業の方の変わりにお客様宅にお伺いした際の写真なのです。

なんとも残念で仕方ないですし、私は自分の弟のことを思い出してしまいました。

同じような境遇で、小さなお子さんがいらっしゃるということ。

奥様のご心痛もお察しする次第です。

○○さんの、ご冥福を心からお祈りいたします。



私はこのことを機に再度弟が亡くなった４年前のことを考えました。

あの時弟が亡くなって命と家族の大事さを痛感し打ちひしがれていた矢先、

原弘産の株価が急に上がりだし日々の株価の動きのことばかり気にしてしまった自分。

お金よりも命と家族が一番大事と言葉で言いつつも、

この４年間の過ごし方をみると果たしてそうだったのだろうかと疑問に思う日々。

ただ掲示板やこのブログでたくさんの方とお知り合いになれて、

いろいろ情報交換できる楽しさを知ったのも事実。

そういったことを差し引いて、自分の命・家族の絆というものを考えた時、

〓妻にこの４年間自分はどんなことをしてあげられたのだろう

〓そしてお互いの両親にはどうだろう

〓日々パソコンを見ている数時間をもっと自分の健康や家族の幸せに費やす必要があるのでは

などたしか今年の１月頃にブログに書いた内容を再確認することとなりました。

上記の理由だけで（妻が宮城でひとりぼっち感を味わっているつらさの解消もあり）はありませんが、

なるべく宮城に来てからは、妻との時間を大切にしてなるべく休みは一緒に出かけ、

仕事帰りの日は一緒にテレビを見たりしながらコミュニケーションを蜜に取る努力をしています。

まぁ、たまにはうるさいと言われ、「あっち行ってて！」と言われますが（笑）…

ということで、いろんな意味で自分なりの今後の方向性がはっきりしましたので、

そのことを次に書こうと思います。