Good afternoon.こんにちは。
グラフトヌーン。
Quintrix.cm.
とくにディブ・スペクターと坊屋三郎(御年90歳)のヴァージョンが面白い。
坊屋「クイントリックスと言ってみな」
ディブ「クゥイントゥリ」ボクには最後のxがききとれません、ここなんだな。
坊屋「違うだろ。あんた外人だろ。クイントリックス。さぁ~、も一遍言ってみな。」
ディブ「クゥイントゥリ」
坊屋「あんた撥音悪いね~。英語でやってご覧。ク・イ・ント・リ・ッ・ク・ス」
ディブ「クゥイントゥリ」
坊屋「あんたーっ相當なまってるね~」
實は、Xは、發音されてゐる。周波数が違ふので、ボクには聞き取れなひ。子音でおはる日本語は存在しなひな。
日本人の英語が日本の境界線を越ゑると通じなくなるわけは、まえにブログに附けた英語にヘボン式撥音表をあてはめて、ローマ字讀みしてしまふ。
それもあらふ。がしかし、本當の理由は、日本人は英語を話せなひのでなく、英語をききとれなひんだよね。
そこをハッキリ書いたのが「怖いぐらい通じるカタカナ英語の法則」池谷裕二著。池谷先生は、英語学者でも通訳・翻訳家でもなくて、脳科学者。
この本は、ことし讀んだ目からウロコ本。
かいつまんで言ふと、脳内に聴覚の神経の回路が出来るのは、八歳まで。そのあとは、魔の九歳といはれ、脳がカスタマイズされてしまふ。
とすると還暦迎えた俺殿(オイドン)には、英語は、絶望的?
いい~や抜け道アリ。通れます。
それは、「英語→カタカナ変換」≒オイドンズイングリッシュ。
これからも、オイドンズイングリッシュを彫琢polishしますぞ。
耳の不自由な人は、なかなか言葉が話せるやふにならなひ。
ちょうど、それが今の日本人の英語にあてはまる。
それにしても、日本人の英語で、ネイティブのひとに通じるのは、松田聖子の英語だと聞いたけれど、彼女は、よくよく聴覚が發達して、ゐるのだらふか?Good night.グッナィ。
霜月 ひのゑたつ日 ほんまそうかい記