lopriderさんのブログ
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株の家庭教育 その4(必勝法とは・編)
登場人物:
LOP:主人公
H太:LOPの息子。<ネット回線が切れると、スイッチが切れて眠る。>
「うん、まぁ気を楽にして、雑談だから。」
「いやぁ、なんだかイヤな予感しかしないんですケド。」
「ハハハ・・・。(コイツ、意外に勘がさえてるな。)ところで、これが君のNISAのポートフォリオだけど、どう思う?。」
「ええっと、パパが選んでくれた株はプラスだけど、僕が選んだSS銀行株がマイナスになってるねぇ。ちょっとクヤしい。」
「やってみて、株ってどんな感じだと思った?。」
「うーん。思ってたほど怖いもんじゃないねぇ。もっとすごくバクチみたいなもんかと思ってた・・・。でもやっぱりすごくムズいよ。」
「そりゃそうだけど、乱暴な言い方をすればねぇ、株には必勝法があるんだよ・・・。知りたい?」
「ええっ、どうせまた冗談でしょ、それって。」
「うーん。バカみたいに単純な話なんだけど・・・。たとえば、このKK証券のチャートを見てごらん・・・。さて、5年周期で見てみるよ。」
「すごい上がったり下がったりだねぇ。」
「そう、この株に限らず株はねぇ、周期変動してる。上がりっぱなしだと誰も買えなくなるし、理由もなく下がりっぱなしだと誰かが買うから。(どの株もね。)だからチャートのここで買って、ここで売ればいいだけの事なんだ。」
「あーあ。なんかダマされそうな自分が怖いぜ。パパはサギシになれるかも。」
「(そう・・・、昔、君の母親にも同じことを言われたんだよなぁ。歴史は繰り返す、だな。)・・・たとえば君がお小遣いでゲームとか買うときも、なるべく安いところで買うでしょ。」
「そりゃトーゼンだよ。お小遣いすくないから。」
「大丈夫。これから出る配当はぜんぶ君のものだから。すごくリッチになるかも、だよ。」
「へへへ・・・。ホントウに?。」
「・・・だからねぇ、誰でも安いか高いかを判断する能力ぐらいはあるんだよ。でないと日常生活がおくれないから。」
「ナルホド。わかった・・ような気がする。」
「ただ、2つだけ、守らなきゃならないルールがあるよ。」
「いろいろメンドクサイねぇ。」
「当たり前っちゃ当たり前のことなんだよ。一つはちゃんと事前に株価について深く調べておいて、いったん決めた買う価格と売る価格は(何があっても)絶対に変えないこと!。そしてもう一つは買う株の銘柄はいくつかに分散すること。そして気長に待つこと。」
「それって三つあるじゃん!。(やっぱりそう来たか・・・。)まあ、一つ目はわかるケド。分散するってなんかメンドいじゃん。」
「すごく長い目で見ると、ほとんどの株は高く売れるだろうけど、倒産とかのリスクだってゼロじゃないからね。」
「うーん。そういえばそうか。ダイジョーブ、理解したよ。」
「そりゃ良かった・・・。じゃ来年の君のNISA枠の銘柄は君にまかせるからね。好きなようにやってごらん。」
「(!)・・・ところでさぁ、パパのポートフォリオ見せてくれる。(NISAのところだけでいいからさ、)参考にしたいんだ・・・。」
「ダメ。カンニング不可です。」
「・・・(泣)。」
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