きょうのマイPFは、△1.52%。概ね日経平均と同じくらい。
日銀砲が4連荘もしているのに弱い相場。
前が上げ過ぎているだけにしょうがない。
マイPFは、全面安。含み損益が増えているのは、
1357日経ダブとカラ売り玉だけ。
5%近く下げている銘柄も結構あるので、
その中で、△1.5%の下落で収まっているのは、
ヘッジ売りのおかげ。
「資産防衛のつなぎ売り」というのはよく聞く。
つなぎ売りは、同じ銘柄の売りと買いを両建てで持つこと。
元々、現物株を持っていて、相場の急落を想定した時に、
同じ銘柄の売り建てを新たに組んで、株価下落の損失を
相殺しようとするもの。
リスクヘッジの王道……というか、手数料を払って、
下落損を防ぐというわけだ。
しかしながら、多数の銘柄を抱えていると、現物株の一つ一つに
つなぎ売りを行うのはメンドクサイ。
そこで、多数ある現物株の、市況による株価下落リスクをヘッジするため、
市況悪化時に、大幅に下落するであろう銘柄(弱い銘柄)に集中して売りを建てる。
買いは、現物で、将来性のある銘柄強い銘柄を仕込む。(ロング)
売りは、将来株価が下落するであろう弱い銘柄に売り建てする。(ショート)
売り買いの投資高の純額が小さいほど、市況の変動に強い。
これが、ヘッジファンドの典型的な戦略であるロング&ショート戦略
でしょうか。
今年は、これを意識していましたが、買い:10に対して、売り:2くらいなので、
まだまだ、現物株のフルヘッジには至らず。
しかも、弱い株と見込んで売り建て他銘柄が、意外にも強くて、
全然、リスクヘッジになっていなかったという状態でした。
ここ最近は、売り建てた銘柄の弱さに、やっと世間の理解が追い付いたようで、
今の株価下落局面では、クッションの役割を果たしてくれている。
先週から今週にかけて、なかなか難しい局面が来ていますが、
それだけに、腕の見せ所、という感じがしますね。