優利加さんのブログ

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ジェットコースターのような乱高下

昨日の米国株式相場は小幅続伸した(DJIA +6.13 @23,563.36, NASDAQ +21.34 @6,789.12)。ドル円為替レートは113円台後半での動きだった。本日の日本株全般は乱高下した。東証1部では、上昇銘柄数が858に対して、下落銘柄数は1,111となった。騰落レシオは118.96%。東証1部の売買代金は4兆9935億円となり、5兆円に迫る大商いとなった。

TOPIX -4 @1,813
日経平均 -45円 @22,869円

今日の株式相場はジェットコースターのような乱高下を演じた。TOPIXも日経平均も上下に非常に長いひげを引いた陰線となった。前場は買いが先行し、日経平均は取引時間中としては1992年1月以来、約26年ぶりに節目の2万3000円を上回った。前場では心理的な節目である2万3000円を超え、バブル崩壊後の高値と安値の真ん中である「半値戻し」を達成した。しかし、後場になると、先物を中心にまとまった売りが膨らんで一気に下げに転じ、下落幅は400円に迫る場面もあった。日中値幅は859円と米大統領選があった16年11月9日の1315円以来の大きさとなった。

日経平均が2万3000円を上回り、さらに一段高となると株価指数先物を売っていた投資家が損失の拡大を防ぐためオプションのコールを大量に買った。その結果、オプション価格から算出する日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)が20を超えるまで大きく上昇し(昨日までは15~17)、今度はそれをきっかけにプログラム売買を誘発し、機械的に売買する投資家からの売りが急増したという。

今日のように大きく荒れる相場は調整局面の前ぶれであることが多い。連騰で過熱気味の相場の終わりの始まりと言えるかもしれない。

33業種中12業種が上げた。上昇率トップ5は、鉱業(1位)、建設(2位)、その他金融(3位)、鉄鋼(4位)、保険(5位)となった。

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