エーザイは、米製薬大手バイオジェンと、同社の認知症薬「アデュカヌマブ」の共同開発に1年前倒しで着手したそうです。
これまでは2018年度の合意を目指していたもので、日本などアジアの営業をエーザイが受け持つそうです。
認知症新薬は発売できれば売上高が年1千億円を超すとみられ、早期の開発と得意とする地域に集中することで、利益の確保を狙うようです。
バイオジェンとは2014年から認知症薬の開発で協力関係にあるそうです。
エーザイが中韓を除くアジアの営業を受け持つほか、アジアで全売上高と利益の8割を得るそうです。
当初は売上高は全てバイオジェンに、利益は折半する契約でしたが、逆に欧米ではバイオジェンが得る利益比率を高めるそうです。
同薬は新薬候補で最も開発が進んでおり、2020年以降の早期発売を目指しているとのことです。
これは、アジアでの営業に力が入りますね。
早く実用化できるといいですね。
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