バグがないとは限らない。
ここ数年、社内アプリのバグを5件、
明らかに重要なアプリの採用漏れ1件を発見した。
それらバグ、採用漏れがすべて本物であると認定されて、
速やかに改善されている。
調剤系バグが3件、採用漏れ1件、
店舗ネットアプリバグ1件、店舗管理システムバグ1件。
オマケ:ハードディスク損傷の予感が当たり、翌日、本当に壊れた。
この方面にだけは、
オイラの感が異様に鋭くなっている。
すべてがたまたま何かの偶然が手伝って、発覚しているものが多い。
まるで、霊能捜査官にでもなったような気分。
やっぱり、オイラの後ろに憑いている、ナニモノかの威力かもしれない。
(頼むから、その力、相場で発揮していただけませんか?)
*
今日は、店舗管理システムのバグ対応に追われた。
追われたといっても、
オイラはただ発見した不具合を報告しているだけなのだけれども、
ITベンダの人と遠隔操作環境で、
バグの原因が何なのか一緒に探っている時が、
一番楽しい。
調剤系バグでは、プログラムのどういうところで間違っているか推測してみた。
どうも、それが当たっていたようで、
というか不具合の具合から逆算してみると、それしか答えがないように思えた。
バグの推測をしている時、
これは医師が患者の病気を診断しているのと同じような興奮があると感じた。
薬屋でも、そういう場面はあるけれど、
医師と違って大雑把な推測しかできず、
しかもその大部分が当たっていたとしても、
病院を紹介するしかないケースが多い。
対応できるとしても、
経験上、軽い症状で、おおむねこれで間違いないだろうと思われるケースに
限られる。
いずれのケースでも、
推測が当たっていて、後日顧客から褒められたり、
プログラムのバグが改善されたことを知った時、
この仕事、ミステリーみたいでオモロイと感じる。
*
二つの大学を卒業したものの、
どちらもオモロイと感じることができずに、
三つ目の大学を選んだのが医学部だという人を、間接的に知った。
(どーでもいいけど、すごい資産家・・・)
やはり医者になって診断するという行為に、ミステリー的な要素を感じたらしい。
*
小説って、どんな構造になっているのだろう?
などというのも、
知らない人にとってはホントにミステリーなので、
人は小説を読むという要素もあるかもしれない。
ミステリーは、人に苦労を忘れさせ、
幸せな気分にしてくれる。