神戸製鋼が財務基盤の強化を図るため子会社株の一部売却を検討

[TAROSSAさん]

神戸製鋼所が不動産子会社の株式を一部売却する方向で検討しているようです。

売却するのは、関西を中心に分譲マンション「ジークレフ」や不動産賃貸を手がける連結子会社の神鋼不動産で、財務基盤の強化をはかるためのようです。

関係者によると、近く１次入札を行う方向で調整が進んでおり、株の売却割合は今後詰めるそうです。

神戸製鋼所は2017年３月期決算で、中国の建設機械事業をめぐる損失引当金を計上し、純損失が２期連続の赤字となっており、収益力回復が課題の一つとなっていたそうです。

アルミ・銅製品などで発覚したデータ改ざん問題の影響が国内外に広がり、顧客企業から部品交換などを迫られた場合の費用負担に備える側面もあるようです。

いまのところ、「当面の資金繰りに問題が発生する状況にない」（大手証券アナリスト）との見方が大勢ですが、組織ぐるみの不正で神鋼の信用力低下は避けられず、業績への悪影響が懸念されているようです。

今日は株価が6％以上上がりましたね。

市場は大丈夫とみているんでしょうかね。

単なるそろそろ底は脱しそうということでしょうかね。

5406：882円