「第1回カルロス・ゴーン賞」を発表。3件の共同研究が受賞

トロンボーンさん
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日産は、大学やサプライヤーの研究者・開発者との連携し、時代に即した
 技術開発に200以上の大学と共に取り組んでおり、日産との共同研究で顕著
 な価値を創出した研究を表彰する制度。200万円の賞金が授与される。


 第1回目の本年は、以下の3団体の共同研究が表彰された。

 日本工業大学工学部システム工学科の三宅正二郎教授
「自動車部品用DLC(Diamond Like Carbon)低フリクション膜の研究」。水素フリーDLCコーティ ングは、2006年度に発売されたスカイライン、インフィニティG35より採用 したVQ35HR、VQ25HRエンジンのバルブリフターに採用され、カムとバルブリフターの間のフリクションを約40%低減させている。

 米国マサチューセッツ・インストゥチュート・オブ・テクノロジーのアレックス・ペントランド教授
「ディスタンスコントロールアシスト及びロボットティックエージェントの基盤となる革新的なHuman-Vehicleインタフェースコンセプトに関する研究」。Human Dynamics研究からの洞察と日産のアイデアを基に、ディスタンスコントロールアシストやアラウンドビューモニター、2007年東京モーターショーに出展されたPIVO2搭載のロボティックエージェントに代表される革新的な技術を創出。

 東京工業大学大学院理工学研究科の広瀬茂男教授
「車両自動組立のための生物規範型人協働ロボットの開発」。「部品の自動ピッキングを行う汎用ハンド」、「車体等を搬送する全方向移動台車」、「重量物の組付けを支援する軽量高性能アーム」という形で実用化され、日産の各生産工場へ順次導入されてきている。

 あと、200万円はゴーンさんのポケットマネーで出てなければ名前を変えるべきだと思うが・・・

でも、もっと根掘り葉掘り技術の活用をして欲しい!
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