優利加さんのブログ

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日経平均、約20年10カ月ぶりの高値水準

昨日の米国株式相場は続伸した(DJIA +69.61 @22,830.68, NASDAQ +7.52 @6,587.25)。ドル円為替レートは112円台前半での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄数の方がやや多かったが、株価指数は上げた。東証1部では、上昇銘柄数が879に対して、下落銘柄数は1,045となった。騰落レシオは126.68%。東証1部の売買代金は2兆3703億円。

TOPIX +2 @1,697
日経平均 +58円 @20,881円

米国株高やIMFによる2017年の世界経済見通しの引き上げをきっかけに、TOPIXも日経平均も続伸した。日経平均は2015年6月に付けた第2次安倍晋三政権の発足以降の高値を上回り、1996年12月5日以来、約20年10カ月ぶりの高い水準となった。TOPIXは3日続伸し、1.67ポイント(0.10%)高の1696.81で終え、2007年7月31日以来約10年2カ月ぶりの高値を付けた。衆院解散は株高となるという過去の経験則の支えもあるが、10月下旬から本格化する4~9月期決算の上方修正への期待も大きい。

テクニカル的には、9月上旬を起点にした上昇相場で、売りたい人はすでに利食い売りを出しており、次の上値抵抗線は2015年6月に付けたザラ場高値@2万0952円か。それをも上抜けると、1996年6月の戻り高値@2万2666円までは真空地帯となる。反対に、もし下げると、下値では乗り遅れた投資家の押し目買いが控えているだろう。今は強気一辺倒のようだ。しかし、皆が皆、強気になるこういう時こそより用心すべきである。

33業種中19業種が上げた。上昇率トップ5は、保険(1位)、非鉄金属(2位)、その他製品(3位)、陸運(4位)、空運(5位)となった。

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