優利加さんのブログ

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年初来高値更新だが3日連続陰線

昨日の米国株式相場は大幅続伸した(DJIA +113.75 @22,775.39, NASDAQ +50.73 @6,585.36)。ドル円為替レートは113円台まで円安・ドル高が進行した。本日の日本株全般は高安まちまちとなった。東証1部では、上昇銘柄数が954に対して、下落銘柄数は959となった。騰落レシオは117.22%。東証1部の売買代金は2兆2743億円。

TOPIX +5 @1,687
日経平均 +62円 @20,691円

米国株高と円安進行を好感して、TOPIXも日経平均も上げた。これで日経平均株価は5日続伸し、連日で年初来高値を更新した。5日続伸は今年初めてで、2016年12月16日までの9日続伸以来の連続記録となる。ただ、気になるのは3日連続で短陰線で終えていることである。

日米の長期金利の上昇を手掛かりに銀行や保険といった金融株の上昇が目立った。メガバンクは米金利の上昇に加え、米上院がFRBの銀行規制を担当する理事にランダル・クオールズ元財務次官を充てる人事を承認し、金融規制が緩和されるとの見方が支援材料になった。

株式市場では与党勝利と安倍晋三首相の続投がメーンシナリオになりつつある。本日は希望の党が政権公約として(1)消費増税の凍結(2)原発ゼロ(3)憲法改正、を重点政策に掲げた。消費増税の凍結と引き換えに、政府が個人に一定の生活費を保障するベーシックインカムを掲げたが、明確な財源は明示しなかった。希望の党の政権公約は、与党勝利シナリオを覆すほどの説得性には欠けた。

33業種中23業種が上げた。上昇率トップ5は、非鉄金属(1位)、保険(2位)、銀行(3位)、その他製品(4位)、不動産(5位)となった。

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