株の新聞(9月2日夕刊)

トロンボーンさん
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2日大引け
■日経平均:12609.47円(▼224.71円)
■TOPIX:1212.37(▼18.27)
■売買高概算:18.8074億株
■値上がり銘柄数:170
■値下がり銘柄数:1478
■日経JQ平均:1360.12(▼5.11)
■マザーズ指数:460.53 (▼7.48)
■ヘラクレス指数:729.32(▼11.99)


現物の商いが薄いなか、後場中ごろ過ぎに先物に大口売りが出て、日経平均は心理的な節目である1万2500円を一時下回り、終値で8月22日の直近安値を割り込んだ。

 朝方は小安く始まったあとまもなく切り返し堅調に推移した。為替の落ち着きやグローベックスの米株価指数先物の堅調展開が下支えとなった。ただ、買い手がかりに欠けるなか、アジア株安をきっかけに先物に仕掛け的な売りが出て一時下げ幅を300円超に急拡大した。

 昨夜福田康夫首相が突然辞任を表明したが、株式市場の反応は限定的。新首相とその政策が出てくるまで基本的には見送り要因と言われているが、閉鎖感の打破に期待する声もあった。

 ハリケーン「グスタフ」の勢力が弱まり原油先物価格が電子取引で下落したことを受けて資源関連が売られた一方、投資判断の引き上げもあってゴム、鉄鋼株が買われた。

 売買代金上位で、みずほFGが下げに転じ、キヤノン、ホンダ、三井物産、板硝子が安い。東芝、住友重機、千葉銀行など200銘柄が今年の安値をつけた。一方、JFEHD、住友不動が上昇し、個別に既存店売上が好調だったポイントが買われ、ファストリ、Uアローズなど衣料品関連が連れ高した。


■1部売買代金上位(株価:円)
みずほ 456000 (▼5000)
三井住友 650000 (▼4000)
三菱UFJ 811 (▼13)
キヤノン 4690 (▼130)
三菱商 2825 (▼120)
ホンダ 3360 (▼100)
トヨタ 4750 (▼70)
新日鉄 518 (△3)
三井物 1790 (▼103)
GSユアサ 550 (▼30)

■1部上昇率上位(株価:円)
フジ住 255 (△55)
新日建 92 (△15)
創建ホーム 458 (△58)
ポイント 3900 (△360)
ホクシン 179 (△13)

■1部下落率上位(株価:円)
シルバ精 14 (▼3)
CSクリエイト 2160 (▼400)
浅沼組 67 (▼12)
旭テック 45 (▼8)
アジア投資 250 (▼43)

■1部業種別騰落率上位
ゴム製品 △1.48%
保険業 △0.87%
鉄鋼 △0.57%
証券商品先物 △0.45%
電気・ガス業 ▼0.18%

■1部業種別騰落率下位
鉱業 ▼6.36%
卸売業 ▼3.98%
石油石炭製品 ▼3.88%
海運業 ▼2.54%
機械 ▼2.53%

【主な格付け】
ゴールドマンS証券
B→A (5110) 住友ゴム       840→ 1,030円
B→A (8316) 三井住友FG   94万→ 79万円

みずほ証券
3→2 (5401) 新日鉄          620円
3→2 (5411) JFE HD        5,800円

【主なニュース】
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