イヤな予感はよく当たる

元祖SHINSHINさん
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職場のシステムはセキュリティが厳しすぎて、
個人系アプリのバックアップも取れない状況。

主要ベンダに訊いても、個人系アプリはサポート対象外なので、
バックアップされてないという。

オイラは、調剤用のデータベースアプリがあるので、
不安が募っていた。
直属の上司数名に、相談はしていたんだが。

妙にイヤな予感がするので、
とりあえず仕事に必要な帳票を印刷しておいた。

パソコン内部の別ハードディスクに、
アプリを全部コピーしておけばよかったのだが、
セキュリティ内規に不明瞭だったので、
そうはしなかったのが、ちょいと仇になった。

翌日、オイラの予感が見事に的中して、
ホントウにハードディスクがクラッシュしていた。
オイラが職場に顔を出したときには、
すでに大手ベンダのサポートが、
応急処置をしているところだった。

    *

前職の頃も、
オイラの予感がよく当たるって、知っている人は知っていた。
(でもどういうわけか、株の方はあんまり当たらないんだが)

というわけで、
またぞろデータベースを作り直さないといけない。
復旧までに数ヶ月はかかりそうだ。

印刷しておいた帳票があったので、
ひとり棚卸しも無事に済んだし、復旧作業の手助けにもなる。
不幸中の幸い。

    *

こういう日常の些事があるので、
小説の方に手が回らない。

つくづく、小説を書くってことが実は大仕事なんだと、
だんだんわかってきた。
だからといって、むやみに書いたところで、
書く技術がないと、おはなしにならないのは明らかだ。

じっくりと、腰を据えるしかない。










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