東証連日の大幅安 首相辞任で仕掛け売り、5カ月ぶり安値

kuma_kuroiwaさん
kuma_kuroiwaさん

 2日の東京株式市場で日経平均株価は連日の大幅安。終値は前日比224円71銭(1.75%)安の1万2609円47銭で、3月31日以来、約5カ月ぶりの安値を付けた。前場は前日の反動で上げる場面が目立ったが、後場に入ると地合いが一変。株価指数先物主導で一時は心理的な節目の1万2500円を割り込み、下げ幅が300円を超えた。福田康夫首相の辞任表明をきっかけに先物に仕掛け売りが出やすかったという。普段から活発な先物売買を繰り返す一部の欧州系証券による大口売りとの見方があった。引き続き米国の金融システムに対する不安感などもあり、8月22日の直近安値を割り込むと参加者の投資心理が一気に悪化。主力株にバスケット売りが膨らみ、大手銀行や主力ハイテク株など幅広い銘柄が下落した。東証株価指数(TOPIX)も続落した。


kuma_kuroiwaさんのブログ一覧