ノーベル賞候補 宮坂さん 次世代の太陽電池

将来のノーベル賞候補」に宮坂さん
9/21(木) 6:35配信 Fuji News Network

Fuji News Network

将来、ノーベル賞受賞が有力視される研究者の1人に、太陽電池の開発で知られる日本人が選ばれた。

アメリカの情報会社の予想で、ノーベル化学賞受賞の可能性が高い研究者に選ばれたのは、

次世代の太陽電池の開発に貢献した、桐蔭横浜大学の宮坂 力(つとむ)特任教授(64)。

今回選ばれた有力候補22人のうち、日本人は宮坂氏1人だった。
この調査で、過去に有力候補とされた日本人25人のうち、京都大学の山中伸弥教授ら3人が実際にノーベル賞を受賞している



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 21日の株式市場では、関連銘柄としてペロブスカイト系材料を製品化している
第一稀元素化学工業 [東証2]や、
MLCC(積層セラミックコンデンサー)や燃料電池向けにペロブスカイト化合物を取り扱う
堺商事 [東証2]の株価が急騰した。また、同電池の実用化を目指す桐蔭横浜大学発ベンチャーのペクセル・テクノロジーズ(横浜市青葉区)と過去に大面積・高性能プラスチック太陽電池素子を共同開発したことのある
藤森工業 や、関連の装置や部材、技術などを手掛ける
テクノスマート [東証2]、
フジプレアム [JQ]も人気化した。
有機無機ペロブスカイト太陽電池

 有機無機ハイブリッド構造のペロブスカイト結晶を光吸収に用いる太陽電池のエネルギー変換効率が急速に向上し,シリコン太陽電池に迫る16%を超える効率に届いている。CH3NH3PbX3(X =ハロゲン)の組成から成るペロブスカイトは,溶液塗布と乾燥によって容易に薄膜が形成される。1990 年代に我が国でそのユニークな物性と発光特性が研究され,2009 年にこれを光電変換に使った最初の研究を筆者らが報告した1)。

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当時は色素増感太陽電池の固体増感剤として酸化還元電解液を組み合わせた系であったが,2012 年にはこれを有機の正孔輸送材料と接合した全固体の素子で10%を超える効率を実現した2)。その後,層構成に改良が加えられて1ヵ月単位で高効率化の成果が続々とNature,Science に発表され,2013 年にはScience 誌のBreakthrough of the year に選ばれている。高効率の原資となっているのは強い光吸収(集光)能力と,1 V を超える高い出力電圧である。後者にはこのハイブリッド結晶が光電子と正孔の両方を再結合なく長距離に移動できる物性をもつ特徴が寄与しており,DFT 計算によっても再結合の抑制される構造が検証されている。この効果は,ペロブスカイト塗布膜が強い発光を与える現象にもつながる3)。厚さ300 nmのCH3NH3PbI3 は,800 nm(1.55 eV)までの可視光を全吸収し,ほぼ量子効率1 で電子に変換する。1.55 eV から1 V以上の開回路電圧(Voc)を取り出せる素子構成は,標準のSpiroMeOTAD に替えて様々な有機と無機の材料(ポリチオフェン,フラーレン, CuSCN 等)を電荷輸送に使う応用も可能にしている。素子作りは溶液塗布法を全層に使えるために高速で低コストの製造にもつながる。低温製膜でプラスチック基板上に作ったフレキシブル太陽電池も効率10%を超えており,ペロブスカイト結晶が単品で光吸収と電荷輸送を兼ね,高光起電力を実現する能力が,周辺素材を変えた多様な高効率セルを可能にしていると考えてよいだろう。筆者らもVoc が1.2 V に迫るペロブスカイト太陽電池を見いだしている。

1) A. Kojima, K. Teshima, Y. Shirai, T.Miyasaka, J. Am. Chem. Soc. 2009, 131, 6050.

2) M. M. Lee, J. Teuscher, T. Miyasaka, T. N.Murakami, H. J. Snaith, Science 2012, 338, 643.

3) A. Kojima, M. Ikegami, K. Teshima, T. Miyasaka, Chem. Lett. 2012, 41, 397.

宮坂 力 桐蔭横浜大学

おはようございます。

シャープとか
京セラ
は、見たことあるけど、

次世代ではない
岩手山さん

パナソニック


藤森工業


第一稀元素化学工業


これ以外に何か無いか調査中・・・・

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