ＴＯＴＯが軟調・９月中間期下方修正

[agawaさん]

ＴＯＴＯ（５３３２）は１日引け後、中間期（第２四半期累計期間）の業績予想を修正した。０８年９月中間期の連結経常利益は４０億円予想（前回予想５０億円、前年同期７４．６億円）。連結純利益は３０億円の赤字予想（前回予想１０億円の黒字、前年同期３１．６億円の黒字）。新設住宅着工の回復が遅れていることと、石油直圧式給湯機の自主点検を実施することにより特別損失に計上する自主点検費用が２０億円程度発生する見込みとなったため下方修正。通期の業績予想は第２四半期の決算発表時（１０月３１日予定）に公表する予定。同社は１日引け後、石油直圧式給湯器２機種について不具合が生じたとして、無償で点検・部品交換（リコール）すると発表した。送油部分のパッキンが、組み立て作業の不備や劣化により油漏れを起こし、器具内部が一部焦げるなどの不具合が生じているという。リコールの対象となるのは２０００年５月－０４年８月に製造された「ハイアクティシリーズ」およそ１６万台。パロマなど６社向けに生産したＯＥＭ製品も対象となる。ＴＯＴＯの株価は９時５１分現在７７５円（▼２１円）。
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