さて福田首相が午後9時半突然辞任したが、この後の日本の株式市場はどうなるか、また当たらない予想をしてみた。
(短期予想、主に需給から)
福田首相の在任期はずっと株価が低迷している。であれば、単純に考えて、この辞任という材料を受けて、その材料が作用する意味はさておいても、反騰してもおかしくはない。しかもここ数週間の市場は非常に薄商いで、売買高は何年来の最低水準である。こういう時は、みんなきっかけをただ待っている状態なので、パッと跳ね上がってもおかしくない。
(中期予想)
そもそも今回の辞任が、ファンダメンタルズにすぐさま大きな変化を与えるきっかけにはなりえない。政権交代があったり、または新政権がよっぽど新しい経済政策や市場環境を変えるほどの施策を打ち出さない限りは、当面様子見気分は変わらないだろう。
外国人投資家の動向についても、小泉政権時代の後期は、外国人投資家の改革に対する期待感から、新たな資金流入がおこり株価は上昇したが、すでにその期待感の無くなった今、外国人投資家の資金はかつてほど入っておらず、また信用収縮を背景として新たな流入も考えにくい。したがって大きな変動は無いと考える。
(長期予想)
結局業績や好不況によると思う。業績に影響を大きく及ぼすような政策の有無は、まだわからない。???予想になってないなあ。
うーむ、やっぱり難しいなあ。アナリストなんてバカにしてたけど、やっぱ素人じゃ無理だわ。でもアナリストまでいかなくても、他の人がこういうニュース見てどう思うかとか、相場観を養いたいむきには、わしの好きな矢口新さんのこんな本がありますので参考まで。
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