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ふるさと納税、果物の天童市大幅返礼品ダウン
2017.09.01(金)
ふるさと納税で、○○といえば、○○県○○市といわれる県市町村は、けっこうある。
たとえば、果物と言えば山形県天童市、焼酎と肉といえば宮崎県都城市などなど。
本日9月1日から、山形県天童市が、寄付金に対する返礼品をリニューアル。リニューアルとは銘うってはいるが、ぶっちゃけ、総務省からのご指導で返礼品の量を大きくダウンさせた。
例えば、1万円のふるさと納税寄付でリンゴ10Kgを返礼品に出していたところを、5Kgに大幅ダウン。ラフランスなんかも約半分に。
宮崎県都城市は先行していて、わかりやすいところでは1.8リットル焼酎×3本だったところが、2本に。肉の量も5割から6割くらいにダウン。
このダウンが、どれくらい寄付金額に影響するんだろう。
ちなみにだが、京都府長岡京市は、返礼品をやめた。
そして、使い道を、1.山の再生 2.イルミネーション 3.子供たちの本代(図書館の本を充実させる)にしぼって寄付を呼びかけている。
結果的に、返礼品をだしていたときよりも、ふるさと納税寄付金額をふやしている。
増やしてはいるが、天童市や都城市とは、もともと集めていた金額が、三桁くらい少ない。
寄付する側の、いちど定着したらそのまんまの県市町村にふるさと納税し続ける惰性が勝つのか、それとも、返礼品が減ったら減っていないところを探してそちらに移っていくのか、確定申告免除のワンストップ制度のかねあいもあって、ちょっと注目している。
ちなみに、高市早苗から引き継いだ総務会長、野田聖子。
返礼品は地域が考えることであって、来年度の「ふるさと納税の返礼品は3割以内にとどめろ」通達は出さないと言っている。
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