[北京 9日 ロイター] 中国の国務院発展研究センター金融研究所の巴曙松・副所長は9日、中国の株式のバリュエーションは全般的に適切との見方を示すとともに、投機株への高水準の需要が懸念事項との見解を示した。
同副所長はロイターとのインタビューで、株式投資の初心者の多くは金銭面での損害を受けやすく、投資知識に欠けていると指摘した。
また「はっきりとしたバブル崩壊のリスクは短期的にはないが、ジャンク株への大規模な投資は、市場が構造的なバブルを生成するという脅威につながる」と指摘。そのうえで「(株価)大幅上昇の一部は、企業の一角による資産リストラの結果だが、大量のジャンク株への分別のない投機が明らかにある」との見解を示した。
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