住友化学がシンガポールでビル屋上での野菜栽培試験を開始

[TAROSSAさん]

住友化学は、ビルの屋上を使った野菜の栽培試験をシンガポールで始めたそうです。

限られた国土の中でスペースを有効活用し、食糧自給力を高められる「都市型農業」の確立が狙いで、平成30年をめどに基盤技術を確立した後、アジアを中心に展開し、自社の肥料や農薬、農業用ハウス資材の拡販につなげたい考えのようです。

栽培試験はシンガポール農食品獣医庁（ＡＶＡ）と共同で行い、ＡＶＡの研究施設の屋上に農業用ハウスを設置するそうです。

カネコ種苗の養液栽培システムを使い、５種類のレタスを栽培するそうです。

住友化学は、平成27年からＡＶＡと地上の農業用ハウスで栽培試験を行い、日本と気候が異なる熱帯のシンガポールでも、カネコ種苗の養液栽培システムが活用できると判断したようです。

今回はビルの屋上に場所を移し、資材の搬入方法を含む本格検証に入るとのことです。

そんなに広い場所は確保できないんじゃないかと思いますが、試験が成功するといいですね。

4005：660円、1376：1,462円