murabo-さんのブログ
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延命治療
僕の両親は60歳代の頃、日本尊厳死協会に入っていた。70歳代に会費が無駄だとやめたが、常日頃、管につながれて生きるのは嫌だと言っていた。その影響もあり、某病院の院長時代、延命治療はしたくないと思っていた。僕は意思表示ができない患者が一時的要因ではなく、口から栄養を摂取できなくなれば基本的には寿命と考えている。僕の父親は間質性肺炎による呼吸困難で亡くなったが、人工呼吸器はつけず、鎮痛剤と鎮静剤をつかった。母親は昨年12月に急変し入院、8時間ぐらいで亡くなった。本来在宅で看取りたかったが、警察が異常死として介入する可能性があり出来なかった。僕も家族に意思表示ができなくなれば一切の延命的治療はするなと言ってある。治せない患者に対し、昔のように自然死を選ぶと病院の経営は悪くなる。いつも経営者として悩み、国は何を考えているのかと腹を立てていたが、最近変わりつつある。僕より20年以上遅れているが。皆さんも常日頃意思表示できなくなる前に、華族とよく話試合うことをお勧めします。
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